いよいよ最終工程、「眺める」です。
ふざけていません。本気ですよ。
作業していると、どうしても悪い意味でポジティブになってしまい、小さなミスを見落としがちです。
コバ処理は最後の工程。
品質管理はしっかりと、嘗め回すようにあらさがしをしましょう。
とはいっても、コバ処理が好きな人はほぼ完ぺきに仕上がっていることでしょう。
その奥深い輝きに見とれて・・・いや私の話をしても仕方ないですね。
ですが、自分の作った作品を眺めるのはとても楽しい作業で、次へのモチベーションにつながります。
しっかりと自分の仕事を受け止めて、悪い箇所があったら妥協することなく前述の繰り返し作業に戻っていただけると、私もこのコラムを書いた甲斐があるというものです。
お互い頑張りましょう。
さて、コバ処理についてすべての解説が終わりました。
いかがでしたでしょうか。
なるべく安上がりに、簡単に説明したつもりですが、いわゆる技量というものは人に説明できてこそ本物といえるでしょう。
理解できないときは読者が悪いのではなく、私の技量が足りないからに他なりません。
これからも改良、改正等を行っていきますので、ご意見、ご感想等ございましたらぜひお気軽にお寄せください。
ありがとうございました。